吹奏楽との出会いと楽器決め。

吹奏楽のおはなし

みなさんこんにちは、おさむです。

 

前回の記事では、僕の人生に何がいちばん影響を与えているかを考えてみました。

そのなかで一番影響を与えているのは「吹奏楽」という音楽との出会いでした。

 

今日はその吹奏楽との出会いについてまとめておきたいと思います。

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吹奏楽との出会い

僕が吹奏楽と出会ったのは中学生のときでした。

入学して間もないころ、体育館での部活紹介だったと思います。

 

ステージ上に並んだ、いろいろな見たこともない楽器を演奏する先輩たち。

テレビでしか見たことがないような楽器を中学生が吹いていることにびっくり。

 

もちろんテレビなんかでは少しだけ見たことのあるような楽器でしたが、生での演奏を見るのは初めてでした。

その中で特に僕の目をひいたのは、最前列に並んでいたクラリネットの先輩たち。

 

真っ黒なボディにシルバーのキーが並んだ、何とも言えないしまったルックス。

落ち着いた音色で、メロディラインを演奏するのも他の楽器よりだんぜん多い。

 

という単純な理由で、クラリネットを吹きたいという気持ちになったのでした。

ステージが平台だったので他の楽器は見えなかったっていうのもありますけどね。^ ^

 

他に見えたのはチューバくらいだったでしょうか?

吹奏楽部に見学へ、そして楽器決め

そんな部活動紹介から数日がたったころ、同じクラスのK君からさそわれて吹奏楽部へ見学へ行くことになりました。

早い人はもう楽器が決まって練習を始めていたのです。

 

男子の先輩が来て「どの楽器がやりたいとかある?」と聞いてきたので、僕は迷わず「クラリネットです!」と答えた。

先輩は「う〜ん、クラリネットねぇ・・・。

 

と、あまり良い表情ではない。

このときはみんな希望の楽器になれると思い込んでいましたが、そうではなかったのです。

思いもよらない理由でクラリネットとは別の楽器に

先輩 「クラリネットは女子ばかりだし、人数も足りてるんだ。」

僕  「はぁ、そうなんですね。」

 

先輩 「君は身長が高いから、トロンボーンをやらないかい。トロンボーンは人数も足りてないし。」

正直、クラリネットは息を吹き込めば音が出そうな感じだったけど、トロンボーンはどうやって音を出したらいいかわからないし、音程だってどうやってとるのかわからない。

 

スライドには目盛りでもついているんだろうか?

と、トロンボーンをやらないかと言われたときは、不安しかありませんでした。

 

でも、先輩たちがおしえてくれるんだから、自分にもできるだろうとそのときは思いました。

で、「吹奏楽の楽器が出来るんならどれでもいいや!」という気持ちになり、身長が高いという理由だけでトロンボーンを吹くことになったのです。

 

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トロンボーン担当になって良かったのか?

なにはともあれ、そんなこんなでトロンボーンを吹くことになった僕でした。

あ~、今となっては恋しいクラリネットですけどねぇ~。

 

このように、吹奏楽部では楽器編成の都合があるので、希望の楽器を演奏できるとは限らないのです。

人数が足りていないパートがあれば、そこへ優先して配置されますし、体格の良い人はトロンボーンやチューバになる可能性が高くなります。

 

どうしても希望の楽器をやりたいのなら、自分で楽器を買って、個人レッスンを受けるほかありません。

吹奏楽部には入れませんけどね。^ ^

 

その人員配置のしかたが、思いもよらず良い方向へその人を導くこともあります。

しかし、本人の適正も考えて配置しないと、あとあと問題が起きることもあります。

 

例えば歯並びなどは、吹奏楽の管楽器においては、その人の人生を左右するほどの事態を招くことだってあります。

トロンボーンになったことで長い時間、奏法について苦しめられることになろうとは思いませんでした。

 

これについてはまた改めて記事にしようと思っています。

まとめ

いかがでしたか?

これが僕の吹奏楽との出会いと楽器決めでした。

 

これを読んでいる方のなかにも、同じように希望の楽器になれなかったという経験がある方が多いと思います。

それでよかったという人もいると思いますし、希望の楽器になれないから吹奏楽部に入らなかったという人もいると思います。

 

大げさかもしれませんが、この時点で人生が変わったという人も多いのではないでしょうか。

それが良かったかどうかは、大人になってみてふりかえってみないとわからないですよね。

 

今日はさいごまで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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