はじめしゃちょーが佐藤二朗と対談|将来の不安をガチ相談

対談する二人YouTuber

大人気ユーチューバー”はじめしゃちょー”が「大ファン」と公言する俳優・佐藤二郎に、対談相手として熱烈なラブコールを送った。

地方出身・国立大学卒という共通点があるものの、片や若くして大人気ユーチューバー、片や暗黒の20代を送ったという遅咲き俳優という対照的な2人。

 

はじめしゃちょーの熱烈なラブコールに佐藤二郎が応え、2021年4月某日、二人の対談が実現した。

今回は2人のプロフィールなどを紹介したあと、対談の内容をまとめたいと思います。

 

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はじめしゃちょーってどんな人

はじめしゃちょーは1993年2月14日生まれで今年で28歳。

UUUM所属の男性YouTuber。

本名は江田 元(えだ はじめ)。

愛称ははじめんもやしなど。

血液型はAB型。

 

1993年2月14日、富山県砺波市に生まれる。

元気でいてほしいとの思いから「元」と名付けられた。

 

はじめしゃちょーは自身の動画の中で中高生の頃は生徒会で副会長になるなどしていたため、学生のときは「グループ内の端っこにいるタイプだった」と語っています。

高校時代から動画をとるのが好きで、友人とあそび半分で「ズボンを履いたままパンツを脱ぐ動画」などを撮影していました。

 

一時「パン屋さん」になりたいと思ったが、早朝勤務だと知っておじけづき、早々に諦めたという。

 

部活のバスケットボールに打ち込んでいたので大学受験の時期までは成績はあまり良くありませんでした。

しかし、当時交際していた恋人が推薦入試で遠方への進学を決めたので、はじめしゃちょーは1日10時間ほどの受験勉強をはじめ、模試で校内1位を取るまでになりました。

 

しかし、センター試験本番で模試より150点低い点数を出してしまったために、高校教員からの薦めで第一志望ではなかった静岡大学へ進学することに。

その後、恋人と別れてしまったことをきっかけに「自分のために何かをしよう」という思いで大学1年生の春休みに友人と共にYouTubeへの動画の投稿を始めたのだそうです。

 

佐藤二郎ってどんな人

佐藤二郎(さとう じろう)さんは1969年5月7日生まれで今年(2021年)で52歳。

フロム・ファーストプロダクション所属。

 

俳優の他、脚本家、映画監督などとしても活躍する個性派俳優。

愛知県春日井市生まれの愛知県東郷町育ち。

 

愛知県立東郷高等学校、信州大学経済学部卒業。

 

大学の就職活動では、働きながら土日に芝居をしようと考えて、学生時代にアルバイトの経験がある営業職で就職活動を開始しました。

テレビ局の面接では、普通は制作の希望者が多いのに営業職で応募してきた佐藤二郎さんでしたが、採用担当に不思議がられ、理由を聞かれました。

 

それに対して素直にも「実は役者をやりたくて、週末はその活動をしたい」と答えたので、もちろん不採用となります。

結果として25社連続で入社試験に失敗している。

 

大学卒業後はリクルート社に入社。

しかし、入社式の雰囲気にどこか違和感を覚え、入社初日で退職して帰郷した。

 

このことに対し佐藤二郎さんは「言うまでもなく、リクルート社はさまざまなアイデアが出る素晴らしい会社です。あくまでフラフラしていた当時の俺がダメだっただけなので」と語っています。

その後劇団付属の俳優養成所に入所するも、1年後の入団試験に落ちたため、さらに別の劇団に入団しますがそこも1年で退団します。

 

これらのことから、佐藤二郎さんは自分に「俳優としての適性がない」と感じ、26歳のころ小さな広告代理店に再就職します。

1日16時間勤務するなど過酷な労働をしながら営業として部署トップの成績を残したのでした。

 

しかし、トップの営業成績を出すも俳優への思いがまたも持ち上がってきて、これを捨てきれず、1996年にかつての養成所や劇団の知り合いに声をかけて、演劇ユニット「ちからわざ」を旗揚げし、全公演で脚本・出演を担当し、会社勤めをしながら俳優活動を開始しました。

28歳(もしくは29歳)のとき、鈴木裕美に誘われて劇団「自転車キンクリート」に入団し、同時に広告代理店を退職。

 

30代にはいり、佐藤二郎さんの出演舞台を見た堤幸彦に『ブラック・ジャックⅡ』の医者役で起用されます。

ワンシーンのみの出演でしたが、それを見ていた主演・本木雅弘の事務所社長に声を掛けられ、現在の事務所に所属することになった。

 

以降、映像作品への出演が続くようになり、トリッキーな役どころで話題となりました。

堤作品以外では、ムロツヨシとともに福田雄一作品の常連出演者となっています。

 

2008年、『拝啓トリュフォー様』で地上波ドラマ初主演。

同年、自らの強迫性障害の体験をもとにした映画『memo』では、監督・脚本・出演を務めて湯布院映画祭に招待された経歴の持ち主です。

 

妻とは8年の交際を経て、2003年(34歳)で結婚。

大泉洋の妻でフジテレビドラマプロデューサーの中島久美子は大学での同級生だそう。

 

テレビドラマ『ケータイ刑事 銭形泪』で脚本家としてデビューしている。

他、テレビ・ラジオなど出演作品多数。

 

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はじめしゃちょーと佐藤二郎の対談内容

沢山のユーチューバーの中でもトップランナーの一人、はじめしゃちょー。

俳優・佐藤二朗さんとはツイッターを相互フォローして、DMを送り合う仲なんだそうです。

 

「ほとんどテレビは見ない」と正直に話すはじめしゃちょーですが、ドラマやCMで見かける佐藤二朗さんの迫力に圧倒されて大ファンになったそう。

佐藤二朗さんは「申し訳ないんだけど、あまり存じ上げなかったんだよね。小学生の息子は良く知ってると思うんだけど」と頭をかく。

 

はじめしゃちょー:佐藤さん、身長いくつですか。

佐藤:181cmです。

はじめしゃちょー:僕は186cmです。

佐藤:高いねえ。何かちょっとマウントを取ったの今? バスケやってたんだよね。ウィキった、調べたよ俺は。

はじめしゃちょー:お会いできて本当に光栄です。佐藤さんは僕の動画見られましたか。

佐藤:何だっけな、ポテトを大量に頼んで食べられるか、とかさ。俺、YouTubeよく分からないんだけど、面白いよね。編集まで自分でやるの?

はじめしゃちょー:編集は自分でほぼやってます。

佐藤:テロップやタイミングも面白いなと思って。いくつか見ました。何だっけ、コーラにミントスだっけ。

はじめしゃちょー:ああ、メントス。

佐藤:あれはもうベタ過ぎるぐらいユーチューバーの人やってんだけど、それをあなたは、生のオーケストラでやった。「どうも、はじめしゃちょーです」って言った後、いきなりかんだんだよね、ミントスを。何て面白いんだろうと。

はじめしゃちょー:メントスですけどね、噛みましたね。

佐藤:今みたいなトップランナーになってくると、例えばオーケストラを使った動画も、予算120万だっけ? そういうことができるようになるわけでしょ。最初のうちはどうだったんですか。

はじめしゃちょー:あのオーケストラの動画は大赤字なんですよ、正直。確かに、はじめは絶対そんなことできなかったですけど。

佐藤:動画が回れば、お金入ってくるんじゃないの? 違うの?

はじめしゃちょー:ある程度は。でも、あの動画、意外と再生されてないんですよ。もちろん回ればうれしいですけど、お金の利益を求めてなくて。もうここまでくると、何か“歴史に残る動画”が撮りたいと思うようになってます。

佐藤:これまでの芸能界は、有名になるためには遠い階段というか、壁のようなものを破っていく過程があったんだけどね。今は極端な話、スマホ一つあれば……。

はじめしゃちょー:可能性ありますね。僕は学生の頃から動画を作り続けて、卒業した頃に、目標だったHIKAKIN(ヒカキン)さんの「HikakinTV」のチャンネル登録者数を超えることができました。

佐藤:すごいね。静岡大学だっけ。それこそ静岡から世界に発信だ。

はじめしゃちょー:確かに、地方にいてもできる。

佐藤:と、いうことだよ。ひと昔前は、お笑いなら大阪、アイドルや俳優なら東京へ出ていかないと勝負にならない時代だった。自由な場所でそれぞれにやりたいことをやるのは素晴らしいことだね、どの世界でも才能がある人には花開いてほしいから。生活や家族のためにって、最後の障壁をこえるまでに夢を諦めてしまった役者を、たくさん知っているんでね。

はじめしゃちょー:いや、もう時代の移り変わりが速いっすよ、ほんとに。

佐藤:時代の移り変わり。それ俺がむしろ言いたいわ。

はじめしゃちょー:最近はTikTokとか短い動画が人気で。

佐藤:10秒とか。

はじめしゃちょー:インスタの短いストーリーとか。もう僕ついていけないですもん。

佐藤:今は子どもたち憧れの職業、ユーチューバーか。というかパン屋さんは、ちょっといいなって思ったぐらいじゃないの?

はじめしゃちょー:そうですね。メロンパンの味が好きだっただけかも。

佐藤:メロンパン。そうやってまた好感度上げようとして。

はじめしゃちょー:佐藤さんは、何を信じて俳優の夢を追い続けたんですか。

佐藤:根拠もなく、自分には芝居の才能があると思った、「僕が俳優にならなくて、誰がなるの?」と。もうばかみたいに信じてたんです。

はじめしゃちょー:僕、28歳なんですけど、20代って、どうでした?

佐藤:「俳優になる」「なれないかもしれない」ってピンポン球みたいに揺れ動いて、精神的に息が詰まるような暗黒時代ですよ。もう二度とごめんだね。だからちゃんと今、自分の足で立ってるあなたはすごいよ。どんな子どもだったの?

はじめしゃちょー:父が教員なんですよ。それも教育指導主任。ほんと学校で一番嫌われるタイプです。

佐藤:厳しい家庭で、自分をセーブしていた反動かい?

はじめしゃちょー:そうだと思いますね。遊び心があったんでしょうね、ずっと。大学行って一人暮らしをしたら、門限はない、飯もお菓子も食べ放題。勉強しなくても怒られない! こんなに世界は美しいのかと。

佐藤:また大きく出たね。俺らの時代でいうと、大学デビューみたいなね。

はじめしゃちょー:大学に入るまでは、必ず何かに本気で打ち込んでいたんですよ。バスケも、勉強も、恋愛も。でもやっぱサークルって部活とは違う。高校生の頃付き合っていた彼女にも振られてしまったり、勉強も燃え尽きて。

佐藤:勉強は燃え尽きてはダメですけどね。

はじめしゃちょー:失恋はショックで、なんらかの形で見返してやりたい、と思いました。芸能人はさすがに恥ずかしくて。もっとニッチな世界で有名になりたいと思って、それで動画を。まだ、ユーチューバーっていう言葉もなかったですけど。

佐藤:富山のお父さん、お母さん喜んでんじゃないの。ご両親は動画見てるの?

はじめしゃちょー:ずっと隠してたんですよ。

佐藤:もうこうなったら、ばれちゃうだろ。何て言ってんの?

はじめしゃちょー:口では「好きなことやれば」って。でも本音は、「いやいや、訳分からないことすんな」でしょうね。

佐藤:ここまで上りつめたらいいじゃない。

はじめしゃちょー:実家へUUUM(所属事務所)の社長が一緒にあいさつ来てくれたんですよ。両親は、猛反対というより「それ何?」って。前例がない仕事なので、さすがに怖いと。

佐藤:それがすごいじゃん。歴史に残るぜ、ほんとに。

 

テレビが中心だった芸能人たちもネットの世界に活躍の場所を広げようとしている。コロナ禍の今その傾向はさらに強まっているが。。。。。

 

佐藤:けっこう、何回も「炎上」してるわけでしょ。

はじめしゃちょー:動画業界、ネット業界が人気になればなるほど、よけい人目につくんで、厳しくなる一方なんですよ。佐藤さんは炎上されたことあるんですか。

佐藤:炎上はないつもりですけどね。でも酔っ払ってツイートを。

はじめしゃちょー:あれ、本当に泥酔されてるんですか。

佐藤:酔うと、ツイッターが酒のつまみみたいになることがあって。妻はもうやめろというけど、「ほんと毎時毎分毎秒つぶやきたいんだ、君は僕の全てです」ってつぶやいて、翌朝もう死ぬほど恥ずかしいわけですよ。何じゃこりゃって。

はじめしゃちょー:事務所からのコントロールとかはないんですか。

佐藤:まったくないの、本当に。だから俺、きのうは酔って何もつぶやいてないよなって確認することが、朝の日課になってる。

はじめしゃちょー:うわ、怖っ。

佐藤:癒やされましたとか、すてきですねって言ってくれる方が多くて。でも妻は「けっ」て思ってる人も絶対いるぞと。俺、実はそれよく分かってんのよ。それでもつぶやきたい。でも駄目ですね、酔ったらメールとか、LINEも、ツイッターも。お前が言うなって思われそうだけど。

はじめしゃちょー:僕もその奥さんが好きだっていうツイート見ましたけど、読んでる途中で、恥ずかしくなって見るのやめたんですよね。

佐藤:貴様。貴様の感覚は正解。

 

佐藤:芸能人がYouTubeやるのはどう思ってるの? やっぱり脅威?

はじめしゃちょー:最初は若干「うわ、やべえ」って。でも結局、その人に合うか、合わないかですから

佐藤:その差ってどこにあるの。

佐藤:その差ってどこにあるの。
はじめしゃちょー:いろんな要素があって、難しいな。セルフプロデュース力だったり、作り込まれたものに寄り添って才能を発揮する方もいますし。見る人のニーズとマッチするかも大きい気がします。そこで、僕、佐藤さんに相談したいことがあって。

佐藤:何だい、いきなり。

はじめしゃちょー:僕、将来どうすればいいですか。この先の目標も、今が良すぎて、ないんですよ。

佐藤:ユーチューバーを一生の仕事にするつもりはないの?

はじめしゃちょー:できるものなら。でも年取って需要があるかって言われると……。

佐藤:そのときはそのとき。例えば50歳になったあなたならではのアイデアが出てくるんじゃないですか。

はじめしゃちょー:これからも、動画に携わっていられたらなと思っています。順風満帆なら、うれしいですけど。

佐藤:あなたのスラッとしたルックス、ばかばかしいことを本気でやるアイデア、ちょっと滑舌が悪い感じの面白さ。いろんな要素が奇跡的に合ったからこそのトップランナーでしょう。やっぱりすごいことなんだよ。

はじめしゃちょー:いえいえ、運です。

 

売れない頃から支えてくれた糟糠の妻と、大切な一人息子。家族への愛をはばからずに口にする佐藤二朗さんに、はじめしゃちょーは”結婚へのあこがれ”と”パートナー選びの不安”を素直に質問します。

佐藤:結婚願望は?

はじめしゃちょー:結婚したいです!

佐藤:おっと、即答だ。かぶせ気味だ。

はじめしゃちょー:コロナのせいで、今、閉鎖的じゃないですか。ステイホームしてると「あれ? 僕、このまま終わるんじゃないか」って孤独を感じて。

佐藤:しかしあなたは900万人とつながってるじゃないですか。なのに孤独?

はじめしゃちょー:逆にこういう仕事だからこそ、直接会って話すとか、触れ合うことの大切さを実感しはじめていて、その矢先にこういう事態に……。いや、結婚してえ~! 佐藤さんのご家庭、ほんとに幸せそうで、うらやましい。

佐藤:幸せだからね。でも、ぶっちゃけさ、もてるでしょ?

はじめしゃちょー:いや。まあ……。それなりにもてたりはしてますけど。

佐藤:むかつくね。

はじめしゃちょー:待ってください、違うんですよ! 自意識過剰かもしれないですけど、何かを狙ってんじゃないかとか、やっぱ思っちゃうんですよ。俺の何が欲しいんだっていう。

佐藤:うわあ、それはなっちゃうだろうな、分かる。そういう意味では僕は何者でもない時に出会った妻だから。

はじめしゃちょー:手遅れじゃないですか、僕もう。

佐藤:お金あるとなぁ。もはやあなたを知らない人を探すのは難しいけど、本当のパートナーに巡り合えたらいいね。

はじめしゃちょー:ここ、ちょっと構えちゃいますね。

佐藤:いや、もう結婚は無理だね。ずっと一人で生きていきなさい、あなた。

はじめしゃちょー:嫌です!

はじめしゃちょー:ああ、これから僕、どう年を取っていけばいいですか。人生の先輩として教えてください!

佐藤:僕も、何も考えてなかったからね。あんま考えなくていいんじゃない? あなたって軽く見られるかもしれないけど、好きなことを四六時中考えて、それが苦になんない、そういう人でしょ。だから大成するわけで。それを、その都度やってればいい年の取り方になるんじゃないですかね。

はじめしゃちょー:ありがとうございます。……いや、まじ、佐藤さんみたいになりてえ!

佐藤:何でだよ。ああ、そう。珍しいね。

はじめしゃちょー:かっこいいです。もしほかの50代の方とだったら、僕、たぶんもっとかしこまると思うんですよ

佐藤:別にかしこまってくれてもいいんだよ。

はじめしゃちょー:いちおうかしこまってるつもりですけど、いい意味でちょっと気楽っていうか、フレンドリーな感じで

佐藤:気楽。くそ、くそ。職員室に来い、後で。

 

まとめ

今回は「はじめしゃちょーが佐藤二朗と対談|将来の不安をガチ相談」というタイトルでまとめてみました。

 

終始なごやかな雰囲気の中はじめしゃちょーが佐藤二朗さんに相談するといった形で対談が進んでいきましたね!

将来が不安だというはじめしゃちょーですが今回の対談で何か得るものはあったのでしょうが?

 

また、結婚相手の選び方も相談されていましたね。

いいお相手が見つかることを祈っております。

 

対談の内容はまとめというより、面白かったのでそのほとんどを掲載する形となってしまいました。

ぜひ空き時間にでも、じっくり読んでみてくださいね!

 

それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。

またお会いしましょう!!

 

 

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