国民健康保険の健康保険証の有効期限は原則として1年ですが、マイナンバーカード健康保健証(マイナ保健証)の有効期限はどうなっているのでしょうか。どうも、有効期限は1年ではないにしても有効期限があるようです。
今回はマイナンバーカード健康保健証(マイナ保健証)の有効期限について調べてみました。
マイナンバーカード健康保険証にも有効期限がある
マイナンバーカードの健康保険証(マイナ保健証)はマイナンバーカードに埋め込まれているICチップの中にある「電子証明書」を使っています。
そのためこの電子証明書の有効期限がマイナンバーカード保険証(マイナ保健証)の有効期限になっているのです。
電子証明書の有効期限が切れた場合、健康保険証の他、e-Tax等の電子申請やコンビニ交付にマイナンバーカードを利用することもできなくなってしまいます。
ちなみに、電子証明書の有効期間は、電子証明書発行の日から5回目の誕生日までです。
といってもなかなか覚えていられるものではないですよね。
でも大丈夫です、有効期限の概ね3カ月前になると「有効期限通知書」が送られてきます。
内容は以下の4つになります
①電子証明書の更新手続 パンフレット
②有効期限通知書
③照会書兼回答書(電子証明書の代理人申請に必要)
④照会書兼回答書封入用封筒(電子証明書の代理人申請に必要)
以上のような書類が送られてきますので、手順に沿って更新手続きをしましょう。
電子証明書の更新手続きの手順
本人が更新手続きをする場合と、他の人に更新手続きをやってもらう場合で手順が違ってきます。
更新手続きが予約制となっている市町村もありますので、ホームページで確認するか、電話で問い合わせてみましょう。
また、更新当日は、健康保険証やコンビニ交付等のサービスを利用できない場合があります。
また、e-Tax等、更新当日に利用できないサービスもありますので、各サービスの利用案内等をご確認ください。
本人が更新手続きをする場合
①マイナンバーカードと有効期限通知書(忘れていても手続き可)をもって、お住いの市町村役場の窓口へ。
「電子証明書更新申請書」を記入します。
②窓口でお持ちのマイナンバーカードに新しい電子証明書を書き込みます。
ただし、マイナンバーカード交付時に設定した暗証番号が必要になります。
○署名用電子証明書・・・・・・6~16桁の英数字
○利用者証明用電子証明書・・・4桁の数字
○住民基本台帳用・・・4桁の数字
*暗証番号を控えた用紙などがあれば手続きがスムーズになります。
*暗証番号を忘れてしまった場合、窓口で再設定もできます。
③更新手続きの完了です。
代理人に更新手続きを替わりにやってもらう場合
①申請者が「照会書兼回答書」に必要事項を記入して、同封されてきた封筒に入れて封をして代理人に渡す。
*照会書兼回答書に記入する暗証番号は、マイナンバーカード交付時に設定した暗証番号を記入してください。
*文書照会による、代理人申請時に暗証番号の照合ができない場合は、文書照会による再度来庁が必要になります。
②代理人は下記の持ち物をもって、申請者がお住いの市町村窓口へ
○申請者本人のマイナンバーカード
○照会書兼回答書を封入封かんした封筒
○有効期限通知書(忘れていても手続きは可能)
○代理人の本人確認書類(顔写真付きのもの)
マイナンバーカードや運転免許証
③市区町村職員が「照会書兼回答書」に記入された暗証番号により、新しい電子証明書を書き込みます。
④市区町村職員から申請者のマイナンバーカードを受け取り更新手続の完了です。
まとめ
便利なところばかり強調されるマイナンバーカード保険証(マイナ保健証)ですが、5年に一度の更新手続きが必要になるという手間がかかります。
若い人でITに詳しい人はいいですが、お年寄りなどそうでない人は手続きにツマズキそうですね。
近くに手伝ってくれる人がいればいいんですが、そうでない人はどうするんだろうと思ってしまいます。
今回はマイナンバーカード保険証(マイナ保健証)の更新手続きについてまとめてみました。
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